2008年3月9日
お越し下さり、ありがとうございました。


出演:草舞弦(杉中久夫、ゆうさあや)

三味線デモ演奏 : Shamisen-demo1, Shamisen-demo2
草舞弦Website:  http://homepage2.nifty.com/mo-ment/soubugen/
杉中久夫Website:http://www.h5.dion.ne.jp/~oneness/soubugen.htm

主催:Hiroko Kohlik, Noriyuki Takagawa



当日の模様のご紹介


お蕎麦を食べ、お腹も落ちついた所で草舞弦の三味線の演奏が始まりました。

杉中さんは、津軽で修行をされたとの事です。現在は北海道を中心として、世界中で演奏活動をされています。

その迫力のある演奏にみんな聞き入っていました。

そしてさあやさんの踊りが三味線に合わせて披露されました。さあやさんは日本舞踊を六歳の時からされているとの事です。舞踊歴が何年かは秘密だとか。w
 
 

大変お美しいさあやさんに、目が釘付けです。

優雅な踊りの後は、北海道の民謡を歌って下さいました。

そして、さあやさんの指導で、みんなで踊ります。歌はソーラン節です。お子さんも、スイス人の皆さんも踊りを楽しみました。

三味線と歌って踊っての大変楽しい一時でした。草舞弦の公演に感謝感激です。素晴らしいパフォーマンスでした。実は草舞弦さんも手打ち蕎麦と三味線の共演を前々からしてみたかったそうです。それが、日本ではなくてスイスで実現出来たことに、大変びっくりされ、また喜ばれておりました。また、来年もやりたいそうです。その時は、是非三味線に合わせて、蕎麦打ちの実演もとの事でした。綿棒持って、踊れる様にならないとまずいかな?爆笑
 


実は、会の後主催者のお家で、地元の若いミュージシャンと三味線のセッションがありました。ギターに合わせて、三味線の即興演奏です。

リラックスした姿になったさあやさんはドラムで仲間入りです。アルコールも少し入った杉中さん、演奏にますます迫力が加わります。独奏を一つお願いしたのですが、その演奏は私が今まで聴いた三味線の中で一番でした。私は三味線が好きで、津軽まで行って聴いたりしているのですが、その中でも一番でした。感動しました。

若い頃はバリバリのロックミュージシャンだったという杉中さん、エレキギターから津軽三味線に移りました。その素養があってか、三味線でどんな楽器とも見事に共演してしまいます。ピアノとの息もぴったり。すごい才能です!

こうして三味線とギターとピアノとドラムの楽しい共演のうちに夜が更けて行きました。今回の訪欧ではスペインでレコーディングもされたそうです。そのまだ調整されていない生のCDも聴いたのですが、スペインのミュージシャンとの息もぴったり。

ご出身の北海道をとても大切にされているお二人は、北海道の伝統的な音楽も深めつつ、一方で三味線音楽の可能性を世界に広げています。北海道から世界へ。これからのご活躍を期待しています。